2019年4月24日水曜日

イラン制裁強化で原油高?トルコにとって辛い展開?

トランプ米大統領がイランへの経済制裁を強化するとのことで原油価格に影響が出ているそうで、早速原油高が進んでいるそうですね。

トルコは資源エネルギーを輸入に頼っている国なのでトルコ経済への影響もありそうです。

トルコリラ/円は何とか19円付近をキープしていますが先ほど一瞬19円を割り込んでる時間もあったようです。

新聞を読んでいたらトランプ大統領が原油高について「サウジが穴埋め以上のことをする」と言っていたようですが本当にそうあってほしものです。ガソリン価格の高騰だけは勘弁していただきたい。

他にも先月のイスタンブール市長選挙で勝利した野党のイマモール氏が市長に就任したそうなんですが、負けを受け入れないエルドアン大統領がごねているようなので選挙委員会がどんな判断を下すのか興味深いところ。もし結果が引っくり返るようなことになればトルコの民主主義ってどうなってんの?ってところでしょうか。

トルコにとってよさげなニュースと言えばロシアから購入予定の兵器がNATOにどんな害があるのかアメリカと一緒に検証しようと提案したくらい。

今回の原油の件も含めてアメリカとの関係悪化しない様に上手く立ち回ってほしいものです。トルコリラを持ってなければ馬鹿な政治家がいるって腹を抱えて爆笑していそうな状況なんですが手を出してしまっている以上切実な問題なんですよね。

2019年4月12日金曜日

あ~トルコが東へ向かって進んでる

トルコリラ/円はなんとか19円から20円付近を死守しているのですが

先月のイスタンブール市長選挙での敗北を認めたくないエルドアン大統領が「あの選挙は不正があったから無効だ。選挙をやり直すべきだ。」と我儘をいったり

アルバイラク大臣がインフレ対策の経済政策がパッとしない内容でトルコリラが下落したりと、どうにもトルコリラの上値が重いですね。

それからトルコがロシアからミサイルシステムを買おうとしているのが面白くないアメリカがトルコのことを非難してトルコもアメリカに対して文句を言い返しています。

トルコがロシアからの購入を諦めてくれれば丸く収まりそうなものですが、そんな雰囲気は全くないようです。トルコはアメリカがパトリオットを売ってくれないなら他の兵器もロシアから買うと言い始めています。

もしアメリカが本気で怒るようなことになると去年8月のとんでもない暴落がありそうで不安なところですね。

2019年4月2日火曜日

「追記あり」選挙を終えてトルコリラは特に動かず。一安心

先週のトルコの地方選挙の結果はエルドアン大統領率いる政権与党が何とか半分はとったようです。

ただエルドアン大統領が過去に市長をしていたイスタンブールと首都のアンカラでは野党のCHPが勝ったみたいです。

エルドアン大統領の支持率は随分落ちてきてるようですね。

で選挙の結果の結果次第でトルコリラ円がどんな動きをするのか不安で仕方がなかったのですがトルコリラは昨日は上昇して20円を突破、

今日になってまた20円を割り込んじゃってますが取り合えず選挙の影響は大したことが無かったということでOKなんですかね?

他には格付け会社のムーディーズが投機筋がトルコリラを売れないように売りスワップを無茶苦茶な値段設定にしたトルコ中銀に対して独立性に疑問がある。トルコから資金が逃げる可能性があると声明を出したそうです。

こんな無茶なスワップがいつまでも出来るわけがないのでどのタイミングで戻すのか?戻した時にどうなるのか?このあたりがまだまだ不安なところですね。

追記
決着がついたと思っていたトルコの地方選挙ですがFX会社のニュースによると与党AKPが首都のアンカラとイスタンブールの敗北を認めずに異議申し立てをしているそうです。

もしこれで結果がひっくり返るようだとトルコの民主主義って何なのか分からなくなってしまいますね。